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シシウド

セリ科シシウド属


シシウド1

シシウドはセリ科植物の中でも
最も大型な植物です。

2mほどにもなります。

そしてこの間、見てしまいました。

3mはあろうかという、チョー大型のシシウドを、

家よりも高かったんです。

「木じゃなくて草なのによくもあんなに大きくなるものだ。」と
見上げてしまいました。

シシウド2

山菜としてのシシウド


ウドに似ていて、猪くらいしか食わないウドということで
「シシウド」という名前です。

本当に可哀想なものです。

漢方薬としても山菜としても親しまれているのに。

ところがこれがまた、十分にあく抜きをしないと、
世の中にこれほど苦くて、エグくてまずいものがあるのか?
と思うくらいスゴイ思いをします。

薬効の強力なセリ科シシウド属


シシウド属アンゼリカといいます。
トウキイヌトウキアシタバはアンゼンリカの仲間です。

シシウド3


シシウド4

細長い葉っぱから、丸っこい葉っぱまで様々

ウドとシシウド

ちなみにウドウコギ科の植物で
シシウドセリ科ですから、全く関係はありません。
ただ、やはり葉っぱはウドに似ていますし、
ウドも大柄、シシウドも大柄ということで、
似ているでしょう。

下にはシシウドウドの写真を掲載します。

シシウド5

シシウド(写真↑)

シシウド6

ウド(写真↓)

違いがわかりましたか?
写真じゃわかり辛いでしょうね。

私も写真だけを見ていると、わからなくなってきます。

漢方薬としてのシシウド


シシウド7

日本漢方では
「独活」という名前でウドもしくはシシウドの根が使用されています。
しかしながら、中国で使用されている「独活」は、

セリ科シシウド属「重歯当帰」です。

シシウドの根

シシウドの根は非常に立派です。

私が山に入って根っこごと自宅に移植しようと考えて掘っている時に
いつも断念するのがシシウドです。

掘っても掘っても深くまで根っこが張っていて
掘りきれないからです。

だから絶対にツルハシか、大型のスコップがないと無理です。

どれに結構強いんです。

道路の小さい隙間みたいな所からでも生えていますからね。
「よくこんなところに根を張るな。」と思います。
この植物、強いんでしょう。

シシウドは移植には向かないでしょう(多分)

シシウド8


シシウド9

それにシシウドは移植には向かないようです。

やはり種から育てないと駄目みたいです。

シシウドの茎は円柱形で非常にしんなり柔らかい。

だから一度土から掘り返すと、しんなりとしおれてしまうのです。

シシウドの芽吹き


シシウド10

他のセリ科同様、真中からニョキニョキっと芽を出します。

シシウド11

シシウドの芽は山菜としても食べられているのです。
しかし、一寸でも大きくなると絶対に食べられません。
苦くて、エグクテ食べたら気分が悪く、吐き気を催すほどです。
本当に新芽の間だけです。

シシウド12


シシウド13


シシウドの生息地

低地・山地の半日陰のような所や、まばらな光の所

全く光の入らないような林には生えていません。

道路で林が分断されているところや、林の出口くらいによく生えています。

セリ科シシウド属の仲間

セリ科シシウド属の植物は、薬効の高い植物が多く、またよく似ているので注意が必要です。

●シシウド
トウキ
アシタバ
アマニュウ
ヨロイグサ
イヌトウキ